歯間ブラシの重要性

歯医者に通うようになってから、歯を磨くことが楽しくなっています。

今回は、歯間ブラシの重要性について書きました。

 

・現実逃避を辞め、歯医者へ

歯医者に通うきっかけは、右下の奥歯の歯痛とその辺り(頬や顎)に感じる腫れの感覚からでした。

十数年も歯医者に行っていなかったので、絶対に虫歯になっていると思い歯医者に行くことにしました。

結構大きめの処置をして何万円も出費が必要だと覚悟していたのですが、結果を聞いて少し安心しました。

 

・軽度の歯周病

歯科の先生の診断結果は、軽度の歯周病でした。

身体の抵抗力が低くなると歯周病の菌に負けて、腫れを起こしてしまうらしいです。

実は虫歯も右上の奥歯にあったのですが、こちらは気にする必要はない、まったく問題ないとのこと。

腫れの感覚を感じている付近の歯石を入念に取ってもらい、歯磨きの仕方を教えてもらいました。

 

・歯磨きは難しい

まず、歯磨きの難しさを教えてもらいました。

歯茎の近くは磨いているつもりだったのですが、歯垢に反応する赤色を塗ってもらった結果、全然磨けていませんでした。(笑)

歯は球状になっているので普通に横から歯ブラシを当てても歯茎の近くは磨けません。

球状になっていることを意識して、斜め下から歯ブラシを当てないと磨けないとのこと。

適当にブラシを当てて感覚で磨いてもきちんと磨くことはできないのです。

また、歯はゴルフボールのように表面に凹凸があり、軽く磨いただけだとその窪みに歯垢は残ってしまいます。

鏡を見ながら球状の形と表面の凹凸を意識して、色んな角度から歯ブラシを当てて丁寧に磨かないといけないのです。

 

・歯間ブラシが超重要

歯間ブラシを使用している人はどのくらいいるのでしょうか。

歯について周りの人と話したことがほとんどないので、どのくらいの人が歯間ブラシを使っているかはわかりませんが、おそらく使っている人は少数なのではないかと思っています。

この歯間ブラシが歯磨きには超重要で必須道具なのです。

きちんと歯ブラシを当てたとしても歯と歯の間は絶対に磨くことができません。

歯間ブラシで磨かないとその部分歯垢は除去できないのです。

いくら丁寧に歯ブラシを当てて磨いたとしても、その部分が磨けていなければ磨いた意味がないのです。

歯と歯の間の歯茎部分にばい菌が残っているとその部分から歯周病は進行していきます。

そうならないようにするためにも歯間ブラシで磨くことが大切なのです。

 

・歯間ブラシの使い方

先生に話を聞く前から、歯間ブラシはたま使っていましたが、使い方を完全に間違っていました。

歯茎が腫れていて歯間ブラシが入らないので、入るところ数カ所だけ歯間ブラシを使い、あとはデンタルフロスを主に使用していました。

ですが、デンタルフロスと歯間ブラシは全く役割が違っていて、いくらフロスで歯と歯の間と歯茎部分にアプローチしてもほとんど歯垢は取れていません。

歯間ブラシを使わないとはと歯と歯の間の歯茎近辺の歯垢は除去できません。

歯間ブラシは歯と歯の間に入らなくても入るところまで入れて磨くことが大切です。

はじめは血がバンバン出てきますが、それを気にせずに歯間ブラシを使っていきます。

歯間ブラシで磨くことになれてくると血は出なくなります。

最初は歯間ブラシのsssサイズを使います。

この歯間ブラシで毎日磨いていくと、だんだんと歯茎の腫れが収まり歯と歯の間に隙間ができてきて、歯間ブラシが徐々に入るようになります。

歯間ブラシは、下から斜め上の方に向かって入れていくと歯肉を傷つけずに入れることができるようになります。

 

デンタルフロスよりも歯間ブラシの方が大切。

どうしても時間がないときは歯間ブラシの時間を少し削ってデンタルフロスをするようにしていたのですが、このやり方は間違っていました。

デンタルフロスよりも歯間ブラシの方が圧倒的に大切なのです。

先生曰く、時間がない中で歯ブラシするときは、デンタルフロスをやらず歯間ブラシの時間に当てた方が良いとのことです。

もちろん、両方やるのが一番。

デンタルフロスの役割は歯と歯の間の歯垢を取ることで、歯茎近辺の歯垢を取ることはできません。

紐でフローリングを掃除できないように、紐ではこびり付い歯垢を除去できないみたいです。

デンタルフロスでできることは歯と歯の間に挟まっている歯垢を除去するという掃除範囲に止まります。

歯茎近辺の歯垢にアプローチできるのは歯間ブラシの方で、この部分にアプローチできないと歯周病を治すことはできずに、歯はなくなってしまします。

 

・歯医者に通うことが大切

毎日、きちんと歯のケアをしても完全に歯垢を落とすことは難しいみたいです。

3ヶ月に一度は歯石の除去をしてもらいに歯医者に行くことが望ましいです。

歯磨きをきちんとする生活をしていると、自分に自信が持てるようになります。

丁寧に自分に時間をかけていると言うことが良いのでしょうか。

その時間をかけるだけの価値があるということを無意識に感じ取っているような気がします。

そして、歯周病を直すと口臭を気にしなくて済みますので、人とのコミュニケーションにも自信が持てます。

歯に意識的になることは、リターンも大きいしとても重要なことだと思っています。